『円環』(金森穣、近藤良平)
2025年2月8日は、夫婦でさいたま芸術劇場に行ってNoismのトリプルビル公演を鑑賞しました。
[キャスト他]
『過ぎゆく時の中で』(Noismレパートリー)上演時間15分
演出振付: 金森穣
音楽: John Adams《The Chairman Dances》
出演: Noism0、Noism1
『にんげんしかく』(Noism1新作)上演時間35分
演出振付: 近藤良平
出演: Noism1
『Suspended Garden-宙吊りの庭』(Noism0)上演時間35分
演出振付: 金森穣
音楽: An Tôn Thất(トン・タッ・アン)
出演: 井関佐和子(Noism0)、山田勇気(Noism0)、宮河愛一郎(ゲスト)、中川賢(ゲスト)
2005年07月30日に見たNoismのトリプルビル公演にて、黒田育世さんの『ラストパイ』と近藤良平さんの『犬的人生』を観たことが私のダンス公演鑑賞のスタートでしたが、それから20年近くの歳月が流れ、再び近藤良平さんがNoismのために振り付けた新作『にんげんしかく』を見ることが出来ました。感無量です。まずタイトルからして誰もが小説を連想するでしょうが、近藤さんはわざわざパンフレットに『安部公房の『箱男』は関係ない』と明記しています。ていうか、そっちじゃない。
幕が上がると舞台上には大小さまざまな箱が並んでいます。えっ、なに? と思いますが、やがて箱がもぞもぞ動き出し(いくつかの箱が倒れて周囲の箱がざわざわ動揺する様が無性に可笑しい)、もしかしてNoismダンサーを大量投入しといて最後までこれでゆくの?と観客も動揺します。まあ結局は箱から出てきて色々なことをやりますが、最後まで箱にこだわるのがステキです。ラストはしんみりした雰囲気になってまた全員がお箱入り。拍手のなかカーテンコールで幕が上がるとやはり舞台上には箱が並んでいるという、近藤さんの演出に手玉にとられる感じが嬉しい。この公演がきっかけでダンス公演鑑賞を始める人がいればいいなと思います。
[キャスト他]
『過ぎゆく時の中で』(Noismレパートリー)上演時間15分
演出振付: 金森穣
音楽: John Adams《The Chairman Dances》
出演: Noism0、Noism1
『にんげんしかく』(Noism1新作)上演時間35分
演出振付: 近藤良平
出演: Noism1
『Suspended Garden-宙吊りの庭』(Noism0)上演時間35分
演出振付: 金森穣
音楽: An Tôn Thất(トン・タッ・アン)
出演: 井関佐和子(Noism0)、山田勇気(Noism0)、宮河愛一郎(ゲスト)、中川賢(ゲスト)
2005年07月30日に見たNoismのトリプルビル公演にて、黒田育世さんの『ラストパイ』と近藤良平さんの『犬的人生』を観たことが私のダンス公演鑑賞のスタートでしたが、それから20年近くの歳月が流れ、再び近藤良平さんがNoismのために振り付けた新作『にんげんしかく』を見ることが出来ました。感無量です。まずタイトルからして誰もが小説を連想するでしょうが、近藤さんはわざわざパンフレットに『安部公房の『箱男』は関係ない』と明記しています。ていうか、そっちじゃない。
幕が上がると舞台上には大小さまざまな箱が並んでいます。えっ、なに? と思いますが、やがて箱がもぞもぞ動き出し(いくつかの箱が倒れて周囲の箱がざわざわ動揺する様が無性に可笑しい)、もしかしてNoismダンサーを大量投入しといて最後までこれでゆくの?と観客も動揺します。まあ結局は箱から出てきて色々なことをやりますが、最後まで箱にこだわるのがステキです。ラストはしんみりした雰囲気になってまた全員がお箱入り。拍手のなかカーテンコールで幕が上がるとやはり舞台上には箱が並んでいるという、近藤さんの演出に手玉にとられる感じが嬉しい。この公演がきっかけでダンス公演鑑賞を始める人がいればいいなと思います。
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